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生理前になると風邪をひいたようになるのはなぜ?|女性ホルモンと自律神経の意外な関係

  • 2023年12月17日
  • 読了時間: 5分

「生理の1週間くらい前になると、決まって体調を崩す…」

  • 微熱が続く

  • 身体がだるい

  • 喉がイガイガする

  • 頭が重い

  • 眠気が強い

  • 風邪のような症状が出る

そんな経験はありませんか?


「また風邪かな…」と思って病院を受診しても、

「特に異常はありませんね」

と言われることも少なくありません。

実はこのような症状は、本当の風邪ではなく、生理周期による女性ホルモンの変化が関係している場合があります。

そして、その背景には女性ホルモンだけでなく、自律神経の働きも深く関わっています。

今回は、生理前に起こる「風邪のような不調」の仕組みと、身体が本来持つ回復力についてお話ししていきます。


生理前に体調が悪くなるのはなぜ?

女性の身体では毎月、

  • エストロゲン(卵胞ホルモン)

  • プロゲステロン(黄体ホルモン)

という2つの女性ホルモンが大きく変動しています。

特に生理前の黄体期には、プロゲステロンが増加します。

このホルモンには、

  • 体温を上げる

  • 水分をため込みやすくする

  • 眠気を強くする

といった作用があります。

そのため、

「なんとなく熱っぽい」

「身体が重い」

「朝からだるい」

という状態が起こりやすくなるのです。

つまり、生理前に感じる微熱や倦怠感は、身体の異常ではなく、生理的な反応の一つでもあります。


本当の問題は「ホルモンの変化」だけではありません

ここで大切なのは、

ホルモンが変化すること自体が問題ではない

ということです。

なぜなら女性の身体は、本来その変化に適応できるように作られているからです。

では、なぜ人によって症状の強さが違うのでしょうか?

その鍵を握るのが、

自律神経

です。


女性ホルモンと自律神経は同じ司令塔からコントロールされている

脳には「視床下部(ししょうかぶ)」という場所があります。

ここは、

  • 女性ホルモンの調節

  • 自律神経の調節

  • 体温調節

  • 睡眠リズム

  • 食欲

  • ストレス反応

などを管理している非常に重要な司令塔です。

つまり、

女性ホルモンを管理している場所と、自律神経を管理している場所はほぼ同じなのです。

生理前になるとホルモンバランスが大きく変動します。

すると視床下部は、その変化に対応するためフル稼働します。

その結果、

  • 体温調節が不安定になる

  • 血流が乱れる

  • 疲労感が強くなる

  • 喉の違和感が出る

  • 頭痛が起こる

など、風邪によく似た症状が現れることがあります。


「風邪をひきやすくなる」のではなく「身体が適応しきれていない」

ここで少し視点を変えてみましょう。

風邪のような症状が出ると、

「身体が弱いから」

と思ってしまう方もいます。

しかし実際には、

身体が弱いのではなく、変化への適応力が追いついていない

という見方もできます。

例えば、

同じ暑さでも

  • すぐバテる人

  • 元気な人

がいます。

同じように、

同じホルモン変化でも

  • PMSが強い人

  • ほとんど症状がない人

がいます。

違いは「適応する力」にあります。


カイロプラクティックが大切にしていること

カイロプラクティックでは、

症状そのものよりも、

身体が環境の変化に適応できる状態かどうか

を重視します。

私たちの身体は、

脳が司令を出し、

神経がその情報を全身へ伝えています。

例えば、

  • 心臓を動かす

  • 血圧を調整する

  • ホルモンを分泌する

  • 体温を維持する

こうした生命活動は、すべて神経による情報伝達によって行われています。

つまり、

身体が変化に適応するためには、

脳と身体のコミュニケーションがスムーズであることが重要なのです。


背骨は神経を守るプロテクター

脳は頭蓋骨によって守られています。

そして脳から出る神経は背骨によって守られています。

当院ではよく患者さんへ、

「脳は頭蓋骨で守られ、その命令を伝える神経は背骨で守られている。しかし、守るはずの背骨が機能的な問題を起こすと、神経の働きに影響を与える可能性がある」

とお伝えしています。

カイロプラクティックでは、

背骨や骨盤の状態を評価しながら、

神経系がよりスムーズに働ける環境を目指していきます。


PMSは身体からのSOSかもしれません

生理前の不調は、

単なる「体質」や「年齢」の問題として片付けられることが少なくありません。

しかし見方を変えると、

それは身体からの大切なメッセージとも考えられます。

  • 睡眠不足

  • ストレス

  • 疲労の蓄積

  • 自律神経の乱れ

こうした要素が積み重なった結果、

生理前という変化の大きなタイミングで症状として表面化しているのかもしれません。


まとめ|毎月の不調を「当たり前」にしないために

生理前に起こる

  • 微熱

  • 倦怠感

  • 喉の違和感

  • 頭痛

  • PMS症状

これらは単なる風邪ではなく、

女性ホルモンと自律神経の複雑な相互作用によって起きている可能性があります。

私たちの身体は本来、

環境の変化やホルモンの変化に適応する素晴らしい能力を持っています。

だからこそ大切なのは、

症状だけを見るのではなく、

「なぜ身体が適応しづらくなっているのか?」

という視点を持つことです。

毎月繰り返す不調を当たり前だと諦めるのではなく、身体が発しているサインに耳を傾けてみてください。

あなたの身体の中には、今日も24時間休むことなく健康を維持しようと働いている力があります。

その力が十分に発揮できる環境を整えていくことこそ、本当の健康への第一歩なのかもしれません。


湘南ペンギン整骨院

当院では、生理前の不調や自律神経の乱れに対しても、身体全体のバランスや神経の働きに着目しながら検査・施術を行っています。

「毎月のことだから仕方ない」

そう思っていた症状にも、新しい視点が見つかるかもしれません。

まずはご自身の身体の声に耳を傾けるところから始めてみてください。

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