疲れてるのに寝れない、不眠について
原因のはっきりしない不眠に悩んでいる方は少なくありません。 布団に入っても眠れない、夜中に何度も目が覚める、朝起きても疲れが抜けない。 このような状態が続くと、「年齢のせいだろうか」「気持ちの問題なのかもしれない」と、 自分を納得させようとしてしまうこともあります。 しかし、不眠は単なる生活習慣や精神論だけで説明できるものではありません。 体の中で起きている神経の働きやホルモンのリズムが複雑に関係し合った結果として、 不眠という状態が現れているケースも少なくありません。 このコラムでは、不眠が起こる背景を、自律神経、セロトニン、メラトニンといった 神経学・生理学の視点から解説していきます。 ■ 不眠は「眠れない」のではなく、体が切り替われなくなった状態で起こる 睡眠は、単に意識が途切れる時間ではありません。 脳と体が活動状態から休息状態へと切り替わり、その間に回復が進むための重要なプロセスです。 本来であれば、日中は外部からの刺激に対応するために覚醒レベルが保たれ、 夜になるとその活動が自然に鎮まり、休息へと向かいます。 ところが、強いストレスや


不眠症のケア
「寝たいのに眠れない… それは“体が眠る準備ができていない”から。覚醒型不眠と神経の関係」 ■あなたもこんな夜を過ごしていませんか? ・ベッドに入っても、頭が冴えて寝付けない ・寝ても2~3時間で目が覚めてしまう ・寝不足なのに昼間も眠れない ・夢ばかり見て熟睡できない ・疲れているのに眠れない ・寝具を変えても体が痛くて眠れない 「疲れているのに眠れない 」──実は、このタイプの不眠は「脳と神経が覚醒している状態」で起きています。 薬を飲んでも、アロマを使っても改善しないのは、 “眠るための神経スイッチ”が切れていないから なのです。 ■なぜ、眠れないのか? ——原因は「神経の覚醒」 眠りとは、“体が休むこと”ではなく、“脳と神経がリラックスできる状態”のことです。 ストレス、スマホ、夜更かし、姿勢の乱れ、骨格の歪み……。 こうした要因が積み重なると、自律神経のバランスが崩れ、 交感神経が夜も働き続けてしまいます。 その結果、 布団に入っても体が緊張している 心拍数が高く呼吸が浅い 寝返りをうつたびに筋肉が張るこうした「覚醒型不眠」の状態が続き









