不眠症のケア
- 整骨院 湘南ペンギン

- 2023年8月1日
- 読了時間: 5分

「寝たいのに眠れない… それは“体が眠る準備ができていない”から。覚醒型不眠と神経の関係」
■あなたもこんな夜を過ごしていませんか?
・ベッドに入っても、頭が冴えて寝付けない
・寝ても2~3時間で目が覚めてしまう
・寝不足なのに昼間も眠れない
・夢ばかり見て熟睡できない
・疲れているのに眠れない
・寝具を変えても体が痛くて眠れない
「疲れているのに眠れない
」──実は、このタイプの不眠は「脳と神経が覚醒している状態」で起きています。
薬を飲んでも、アロマを使っても改善しないのは、“眠るための神経スイッチ”が切れていないからなのです。
■なぜ、眠れないのか? ——原因は「神経の覚醒」
眠りとは、“体が休むこと”ではなく、“脳と神経がリラックスできる状態”のことです。
ストレス、スマホ、夜更かし、姿勢の乱れ、骨格の歪み……。
こうした要因が積み重なると、自律神経のバランスが崩れ、交感神経が夜も働き続けてしまいます。
その結果、
布団に入っても体が緊張している
心拍数が高く呼吸が浅い
寝返りをうつたびに筋肉が張るこうした「覚醒型不眠」の状態が続きます。
つまり、
「眠れない」のではなく、「体が眠る準備ができていない状態」なのです。
■カイロプラクティック観点からの分析
湘南ペンギン整骨院では、不眠症を「神経の過覚醒」から見つめ直し、
カイロプラクティックの観点から体の構造と機能の両面を分析しています。
全身のレントゲン画像による構造的な分析・解析と、神経圧迫の状態を確認するナーボスコープ検査などを通じて、お身体の機能的バランスを客観的に評価。
現在の神経伝達の状態、骨格バランス、姿勢の崩れなどを細かく検査し、その上で最適なアプローチを決定します。
■「体内時計」と神経の関係
特に注目すべきなのが、**体内時計(生体リズム)**です。
体内時計は、体温リズムだけでなく「睡眠・目覚め」など、1日のあらゆるリズムを作り出しています。
私たちの体は、環境の変化に合わせて最適に働けるように設計されています。
その調節を担うのが“神経”です。外の環境(光・温度・湿度など)の変化を神経が瞬時に感じ取り、
脳がそれに対応してホルモン分泌をコントロールします。
■太陽光とホルモンのリズム
朝日を浴びると交感神経が働き、**セロトニン(覚醒ホルモン)**が分泌。
夜になると副交感神経が働き、セロトニンが減少し、**メラトニン(睡眠ホルモン)**が分泌。
メラトニンの分泌は、朝日を浴びた約14〜16時間後に始まるよう、体内時計によって精密にセットされています。
しかし、背骨や骨盤に歪みが生じ、神経伝達が乱れると──
脳が「昼なのか夜なのか」を正確に判断できなくなります。
これが、不眠症の本質的な原因です。
■つまり、「体内時計」は神経が司っている
脳がしっかりと環境の変化を感知できれば、必要なホルモンを、必要な時に、必要な量だけ分泌できます。
けれど、神経の流れが妨げられていると、脳は間違ったタイミングで“覚醒信号”を出してしまいます。
不眠症とは、体が壊れたわけではなく、「神経の伝達経路にノイズが入っている状態」なのです。
だからこそ、カイロプラクティックによる神経の再調整(アジャストメント)が重要になります。
■当院のアプローチ
① 骨盤・脊柱アジャストメント
全身の構造的歪み(サブラクセーション)を正確に分析。
神経の通り道を整えることで、脳と身体の“ON/OFFスイッチ”が正しく機能するようにします。
② 四肢(肩・股関節など)の調整
肩・股関節・膝・足首など、末梢の歪みが筋緊張を作り、睡眠中の違和感や痛みを生むことがあります。
手足のバランスを整え、全身をリラックス状態へ導きます。
③ ハイローテーブルによる無痛ケア
急性症状や強い緊張がある方には、特殊ベッドでリラックスした状態を作りながら、
椎間板・神経への負担を最小限に調整します。
■「寝具のせい」と思っているあなたへ
「マットレスが合わない」「まくらで首が痛い」そう感じている方の多くは、
神経の緊張が抜けない状態にあります。
背骨の歪みや神経圧迫があると、筋肉が常に力を入れたまま。
どんな寝具を使っても、体がリラックスできないのです。
寝具を変える前に、“神経の流れ”を整えてみませんか?
■不眠症改善の臨床データと期間
神経の修復には時間がかかります。
神経再生速度:1日約0.3〜1mm
修復期:約3ヶ月(神経組織が再生)
安定期:3〜6ヶ月(新しい神経ネットワークが形成)
軽症例では1〜3ヶ月で眠りの質が改善、慢性化しているケースでは半年を目安に「眠れる体」を再構築します。
■当院からのメッセージ
眠れない夜は、あなたの体が壊れたサインではありません。
それは、「今の神経のままでは回復が間に合っていませんよ」という身体からのSOSです。
カイロプラクティック・ケアによって神経の流れを整え、
本来備わっている“眠る力”を取り戻すことで、薬に頼らず自然に眠れる夜が戻ってきます。
🌙 まとめ
不眠症の多くは「神経の過覚醒」が原因
体内時計を正常に保つには、神経伝達の正常化が必要
寝具よりも、まず神経の流れを整えることが本質的な改善への第一歩
カイロプラクティックは、構造×機能の両面から眠れる体を取り戻す医療
🌿 湘南ペンギン整骨院からのご案内
湘南・藤沢エリアで「寝ても疲れが取れない」「眠れない夜が続いている」という方へ。
当院ではレントゲン・ナーボスコープ検査を用い、神経の流れと体内時計のバランスを科学的に分析します。
“眠れない夜”を、“体が回復する時間”へ。あなたの眠りを、神経から整えます。








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