チック症・トゥレット症候群は「心の問題」だけではありません
- 2025年7月15日
- 読了時間: 4分
〜身体からのサインとして考える新しい視点〜
お子さまのまばたきが増えた。顔をしかめる動きや、咳払いのような音が続いている。
「ストレスですか?」「精神的な問題でしょうか?」
このような不安を抱えて来院される保護者の方は少なくありません。
チック症は、本人がやめようと思っても止められない不随意運動や発声が繰り返し起こる状態です。
一般的には4〜11歳頃に発症することが多く、男の子に多く見られます。
まばたき、顔をしかめる、首を振るなどの運動チック、咳払い、声を出す、
言葉を繰り返すなどの音声チックがあり、両方が1年以上続く場合をトゥレット症候群と呼びます。
また、ADHDや強迫的な傾向を併せ持つこともあり、
周囲に理解されない
徐々に増えているように感じて不安になる
どこに相談すればよいか分からない
という悩みを抱えるご家庭が多いのが現状です。
一般的に考えられているチック症の原因
一般的には、
ストレス
環境の変化
精神的な不安
生活習慣の乱れ
などが関係していると言われています。
そのため、心理療法や行動療法などが行われることもあります。
もちろん、環境や心理的な影響が全く関係しないわけではありません。
しかしここで一度、考えてみてほしいことがあります。
同じ環境にいても、チック症が出る子と出ない子がいるのはなぜでしょうか。
大切なのは「外」だけでなく「身体の内側」を見ること
私たちは日常生活の中で、必ずストレスや環境変化を受けます。
それを完全に避けることはできません。
だからこそ重要なのは、
環境そのものよりも、身体がその変化にどう対応できているか
という視点です。
チック症は、単なる問題ではなく、身体が「何かを調整しようとしているサイン」
として現れている場合があります。
脳と身体をつないでいる「神経」の働き
身体の状態は、常に神経を通じて脳に伝えられています。
脳はその情報をもとに、
筋肉の動き
感情のバランス
自律神経の調整
を行っています。
もしこの情報の伝達がうまくいかなくなると、脳は正確な身体の状態を把握できなくなります。
例えるなら、ラジオのチューニングがずれた状態です。
雑音が混じった情報を受け取り続けることで、脳は過剰に反応しやすくなります。
近年では、チック症にはドーパミンなどの神経伝達物質の働きが関係しているとも言われています。
これらは運動のコントロールや感情の調整に関わる重要な物質です。
脳と身体の情報の循環が乱れることで、
結果として動きを抑えにくい状態が起きる可能性があると考えられています。
湘南ペンギン整骨院での考え方
当院では、チック症を「無理に止めるもの」としてではなく、
身体が発しているサインとして理解すること
を大切にしています。
カイロプラクティックでは、
背骨や骨盤の状態
神経の働き
身体全体の情報伝達
を総合的に評価し、身体が本来持っている調整機能が働きやすい状態を目指します。
身体の状態が安定してくると、環境の変化に対しても脳が適切に反応できるようになり、
結果として症状が落ち着いていくケースもあります。
保護者の方へお伝えしたいこと
チック症は、本人がわざとやっているわけではありません。
叱ったり、無理にやめさせようとすることで、かえって意識が強まり増えてしまうこともあります。
まずは、
「身体が一生懸命バランスを取ろうとしている」
という視点で見てあげてください。
不安なまま抱え込まず、身体の側面からも一度見直してみることは、選択肢のひとつになります。
こんな方は一度ご相談ください
病院では様子を見ると言われたが不安が続いている
症状が増えているように感じる
身体全体の状態から見てほしい
薬以外の方法も考えたい
湘南ペンギン整骨院では、お子さまの状態を丁寧に確認しながら、ご家族と一緒に身体の変化を見ていきます。
まずはお気軽にご相談ください。










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