腰椎椎間板ヘルニアの本当の原因?
本当の原因は「椎間板」ではなく“骨盤”にあった 「もう一生この腰痛と付き合うしかないのでしょうか…」 腰椎椎間板ヘルニアと診断された方から、私たちはこのような相談を受けることがあります。 ・腰が痛い ・お尻から足にかけてしびれる ・長時間座れない ・朝起きるのがつらい ・病院では手術を勧められた もしあなたが今、このような状態で悩んでいるなら、まず知っていただきたいことがあります。 それは、 「ヘルニア=痛みの原因」とは限らない ということです。 MRIでヘルニアがあっても痛くない人がいる 実は近年の研究では、MRIでヘルニアが見つかっても全く症状がない人が数多く存在することが分かっています。 逆に、小さなヘルニアしかないのに強い痛みやしびれを感じる人もいます。 もし本当にヘルニアだけが原因なら、 ヘルニアが大きい人ほど痛くなり、 小さい人ほど軽症になるはずです。 しかし現実はそうではありません。 では、本当の問題はどこにあるのでしょうか? なぜ椎間板は飛び出してしまったのか? ここが非常に重要です。 多くの治療は、「飛び出した椎間板」に注目しま
【腰椎分離症と診断された方へ】安静だけではない。身体が発している本当のメッセージとは?
「腰椎分離症ですね。」 病院でそう言われた瞬間、 「もうスポーツはできないのかな…」 「一生付き合っていくしかないのかな…」 「安静にするしか方法はないのかな…」 そんな不安を感じたことはありませんか? 実際、当院にも腰椎分離症と診断された学生さんやスポーツ愛好家の方が多く来院されます。 しかし、そこでお伝えしたいことがあります。 それは、 「分離症=人生の終わり」ではないということです。 もちろん、骨の状態を無視して良いという意味ではありません。 ですが、多くの方が見落としている大切な視点があります。 それは、 なぜその場所に負担が集中したのか? という視点です。 今回は、湘南ペンギン整骨院が大切にしている「身体全体を見る考え方」から、腰椎分離症についてお話ししていき ます。 分離症は“結果”であり、“原因”ではないこともある 腰椎分離症とは、腰椎の一部に繰り返し負担がかかることで起こる状態です。 特に、 野球 サッカー バレーボール テニス 体操 など、身体を反らしたり捻ったりする動作が多い競技で見られます。 しかしここで一つ考えてみてくださ
スマホ・パソコンによる目の疲れ…その不調、“神経の働き”が関係しているかもしれません
平成15年に厚生労働省が行った「技術革新と労働に関する実態調査」では、 パソコン作業を行う人の91.6%が、目の疲れや痛みを感じていると報告されています。 さらに現代では、スマートフォンやタブレットの普及により、 仕事以外の時間でも画面を見続ける生活が当たり前になりました。 ・長時間のスマホ・パソコン作業・猫背や前傾姿勢・慢性的な首や肩の緊張 これらが積み重なることで、単なる「目の疲れ」だけではなく、 ✔ 目の奥の重だるさ✔ かすみ目✔ ピントが合いづらい✔ 頭痛✔ 首こり・肩こり✔ 集中力の低下 などにつながっているケースも少なくありません。 人は“視覚”から多くの情報を受け取っています 人間は五感のうち、およそ80%の情報を「視覚」から得ているといわれています。 つまり、目の不調は単に「見えづらい」という問題だけでなく、 ・仕事の効率・集中力・疲労感・姿勢・自律神経のバランス など、全身の状態にも大きく関係してくるのです。 しかし現代人の多くは、目を休める時間が極端に少なくなっています。 目は休まず働き続け、さらにその状態を支える首や背骨にも
朝だけ腰が痛いのはなぜ?起きた瞬間の腰痛とカイロプラクティックの関係
「朝起きると腰が痛い」 「動き始めると楽になるのに、翌朝になるとまた痛い」 そんな経験はありませんか? 実はこの症状、多くの方が 「年齢のせいかな」 「寝方が悪いのかな」 「マットレスを変えれば良くなるかも」 と考えています。 もちろん寝具や姿勢も関係します。 しかし実際の臨床では、 寝具を変えても、ストレッチをしても、湿布を貼っても、 朝だけの腰痛が何ヶ月も続いている方が少なくありません。 ではなぜなのでしょうか? 実はそこには、 睡眠中の身体の変化 が深く関係しています。 なぜ朝だけ腰が痛くなるのでしょうか? 私たちの背骨の間には、 「椎間板」 と呼ばれるクッションがあります。 椎間板は日中、 歩く立つ座る といった動作によって少しずつ圧縮されています。 そして夜になると、 スポンジが水を吸うように 再び水分を取り込みながら回復していきます。 実は人間の身長は、 朝の方が夜より少し高い と言われています。 それほど椎間板は睡眠中に膨らんでいるのです。 問題は「膨らむこと」ではありません ここで大切なのは、 椎間板が膨らむこと自体は異常ではない
足の重だるさ・むくみが繰り返すのはなぜ?
ふくらはぎだけでなく「神経と身体の動き」に目を向けてみませんか 朝は余裕をもって履けた靴が、夕方になるときつく感じる。 仕事を終える頃には、ふくらはぎがパンパンに張り、足を持ち上げるのも面倒に感じる。 横になっても足の重だるさが気になり、なかなか落ち着かない。 このような足のむくみや重だるさに悩みながらも、 「一日中立っていたから仕方がない」 「運動不足なのかもしれない」 「昔からむくみやすい体質だから」 と、そのまま我慢している方は少なくありません。 着圧ソックスを履いたり、ふくらはぎを揉んだりすると一時的に楽になるものの、 次の日の夕方にはまた同じ状態に戻ってしまう。 すると、だんだん「何をしても変わらない」と感じるようになります。 しかし、足のむくみは、単にふくらはぎが硬くなっているだけで起きているとは限りません。 足の筋肉がどのように使われているのか。 足首や股関節は十分に動いているのか。 そして、それらの動きをコントロールする神経が正しく働ける状態にあるのか。 今回の健康通信では、足の重だるさやむくみについて、 血液循環、筋肉、関節、神
夕方になると脚がパンパン…それ、「リンパの流れ」だけの問題ではないかもしれません
「夕方になると靴がきつくなる」 「朝は平気なのに、夕方になると脚が重い」 「首や脇のあたりが詰まったような感じがする」 「寝ても疲れが抜けない」 このようなお悩みはありませんか? 実は当院でも、 「リンパマッサージを受けても数日で戻る」 「むくみを繰り返している」 「何年も体が重だるい」 というご相談を多くいただきます。 そして多くの方が、 「リンパの流れが悪いからですね」 と言われた経験があります。 もちろんそれは間違いではありません。 しかし、本当に大切なのは、 『なぜリンパの流れが悪くなっているのか』 という部分です。 リンパは体の中の「お掃除システム」 私たちの体では毎日、細胞が働き続けています。 その過程で生まれる老廃物や余分な水分を回収し、体外へ運び出しているのがリンパです。 例えるなら、 血液が「宅配便」だとすれば、 リンパは「ゴミ収集車」です。 どれだけ良い栄養を運んでも、 回収システムが機能しなければ街はゴミで溢れてしまいます。 体も同じです。 リンパが正常に働くことで、 体内環境はきれいな状態を維持できるのです。 なぜ夕方にな


「風邪をひきやすい体質」で終わらせていませんか?
何度も体調を崩す人に知ってほしい、自律神経と免疫から考える身体の話 「また風邪?」 家族や職場の人から、そんなふうに言われたことはありませんか? 周りの人は元気なのに、なぜか自分だけ喉が痛くなる。 やっと治ったと思ったら、少し忙しくなっただけでまた体調を崩す。 疲れるとすぐ風邪をひく。 季節の変わり目になると決まって調子が悪くなる。 そして、それを何年も繰り返しているうちに、 「私は昔から風邪をひきやすい体質だから仕方がない」 と思うようになってしまう。 でも、ここで一つ疑問があります。 本当に「体質」という一言で終わらせていいのでしょうか? 「体質」という言葉は、とても便利です。 しかし、 「体質だから仕方がない」と決めた瞬間、 なぜ自分の身体がそうなっているのかを考えなくなってしまうことがあります。 もちろん、この記事で、 「カイロプラクティックを受ければ風邪をひかなくなる」 「アジャストメントをすれば免疫力が上がる」 という話をするつもりはありません。 風邪は主にウイルスによって起こる上気道感染症であり、 感染そのものについて考えることは当
薬を飲んでも繰り返す不調…その原因は本当にそこにありますか?
「頭痛がするから薬を飲む」 「生理痛がつらいから鎮痛剤を飲む」 多くの女性にとって、薬は日常生活を支えてくれる心強い存在です。 仕事や家事、育児をしながら痛みを我慢するのは簡単なことではありません。 だからこそ、薬によって症状が楽になることはとても大切です。 しかし一方で、 「また頭痛が出てきた」 「毎月同じように生理痛がつらい」 「薬を飲まないと不安」 そんな状態が何年も続いているとしたら、一度立ち止まって考えてみる必要があるかもしれません。 痛みは「敵」ではなく身体からのメッセージ 私たちは痛みが出ると、 「どうやって消すか」 を考えます。 もちろん痛みを和らげることは大切です。 しかし身体は理由もなく痛みを出しているわけではありません。 例えば車の警告灯が点灯した時。 警告灯そのものを消しても、エンジンの異常が解決するわけではありません。 身体も同じです。 頭痛や肩こり、生理痛、腰痛などは、 身体が 「何か負担がかかっていますよ」 「少し働き方を見直してください」 と教えてくれているサインなのです。 なぜ病院で「異常なし」と言われるのに不調
「症状がないから大丈夫?」女性の体を“今”から見つめるカイロプラクティックの視点
「今は特に痛いところもないし、私は大丈夫」 そう思っていても、生理前になるとイライラしやすかったり、 以前より疲れが抜けにくくなっていたり、夜中に目が覚めることが増えていたりしませんか? 女性の体は、月経周期、妊娠・出産、更年期など、ライフステージによって大きく変化します。 そのため、生理痛やPMS、更年期の不調を感じていても、 「女性ならこれくらい普通」「昔からだから体質だと思う」「仕事や家事はできているから問題ない」 と、いつの間にか不調を自分の“普通”にしてしまうことがあります。 今回のコラムでは、湘南ペンギン整骨院が大切にしている、 症状だけで健康を判断しないという考え方についてお伝えします。 ■ 症状がないことは良いこと。 でも、それだけで健康のすべては分かりません まず、誤解していただきたくないことがあります。 症状がないからといって、必ず体に問題が隠れているわけではありません。 不安になって、無理に問題を探す必要もありません。 一方で、「痛くない」「動ける」ということだけで、体の状態をすべて判断することもできません。...
イライラは体からのSOSかもしれません
現代社会では、多くの人が何かしらのストレスを感じながら生活しています。 仕事だからイライラして当たり前、家事や育児で疲れるのは仕方がない。 そう考えながら日々を過ごしている方も少なくありません。 しかし、そのイライラは単なる性格や気分の問題ではなく、 体からのSOSのサイン である可能性があります。 今回のコラムでは、イライラが起こる体の仕組みと、カイロプラクティックとの関係について解説していきます。 こんな経験はありませんか? 常にイライラしていて仕事に集中できない つい家族や周囲の人に当たってしまう 食べ過ぎたり、逆に食欲がなくなったりする 常に体や筋肉が緊張している気がする 怒りや不安が強くなり過呼吸のようになったことがある これらは心の問題だけではなく、体の働きと深く関係しています。 一般的なイライラへの対処法 一般的には、イライラに対して次のような対策が勧められます。 ヨガや運動によるリラックス アロマや入浴などのリラクゼーション 十分な睡眠 食生活の改善 ストレスの考え方を変える これらはとても大切な方法です。 しかし、ここで一つ考え
不整脈のケア
不整脈の原因は「心臓」ではなく「脳と神経」にあった ― 検査で異常なしと言われたあなたへ ― 「突然、心臓がドキドキして不安になる」 「検査では異常がないのに、動悸や脈の乱れが続く」 このようなお悩みを抱えて、当院にご相談に来られる方は少なくありません。 不整脈と聞くと、多くの方が「心臓の病気では?」「年齢のせい?」「一生付き合うもの?」 と不安になってしまいます。 ですが、実は―― 不整脈の原因が、心臓そのものではないケース も多く存在します。 今回は、不整脈の正しい理解と、湘南ペンギン整骨院が考える カイロプラクティック的な視点 からの対策についてお伝えします。 不整脈とはどんな状態? 正常な心臓は、 1分間に60〜100回 、一定のリズムで拍動しています。 このリズムが乱れた状態を「不整脈」と呼びます。 不整脈の代表的なタイプ 頻脈 安静時でも脈が100回以上になり、 動悸・胸の不快感・息苦しさを感じることがあります。 徐脈 脈が50回以下に減り、 血液を全身に送る効率が下がることで、 めまい・ふらつき・強い疲労感が出ることがあります。

















