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子供の背中が曲がっている気がする…

  • 2023年6月18日
  • 読了時間: 5分

それは体からのサインかもしれません


「子供の背中が曲がっている気がする」「最近、背中や腰の痛みを訴えることが増えた」

このような不安をきっかけに、当院へ相談に来られる親御さんが年々増えています。

側弯症というと「見た目の問題」と思われがちですが、実際にはそれだけではありません。

背中や腰の痛みだけでなく、姿勢のバランスや神経機能、発育そのものに関係するサインであることもあります。

今回のコラムでは、側弯を単に「背骨の問題」として捉えるのではなく、

骨盤から始まる体の補正反応という視点か

ら解説し、成長期にできるケア、そしてカイロプラクティックの役割についてお伝えします。


子供の側弯症は「骨盤からの補正」が始まりかもしれない

当院で姿勢検査を行うと、側弯が疑われるお子さんの多くに脚長差が見られることがあります。

脚の長さに差があると、骨盤がわずかに傾きます。

すると体は倒れないようにバランスを取ろうとして、背骨を曲げて姿勢を補正します。


つまり側弯は

背骨が勝手に曲がったのではなく体がバランスを保つために起こした補正反応

である可能性が少なくありません。

特に短い脚側では、腰椎に凸のカーブが現れやすい傾向があります。

これは体が倒れないようにするための、非常に賢い適応反応でもあります。


痛い場所=原因とは限らない


ここで大切なのは

「痛みの場所」と「原因の場所」を混同しないこと

です。

側弯のある子供が訴える背中の痛みや張り感は、多くの場合、

・骨盤の傾き

・腰椎の補正

・姿勢バランス

を支えるために、背中の筋肉が緊張している結果として現れていることがあります。

つまり背中が痛いからといって、背中だけを治療すれば良いとは限らないのです。

むしろ補正として働いている部分にだけ対処してしまうと、

体が保っているバランスを崩し、かえって負担が増えてしまうこともあります。


神経機能の観点から見た側弯

側弯は姿勢の問題だけではなく、神経機能の問題としても見過ごすことができません。

神経は

脳と体をつなぐ情報の通信システム

です。


もし背骨の状態によって神経の働きが乱れると

・姿勢のコントロール

・筋肉の使い方

・体のバランス

といった調整がうまくいかなくなる可能性があります。

その結果として、体は誤った姿勢や動きのパターンを学習してしまい、

側弯が強くなる要因になることも考えられます。


子供はたくさん転ぶ


アメリカの研究では

子供は5歳までに約2000回転びそのうち約200回は強く転倒して体を強打する

と報告されています。

このような小さな衝撃が繰り返されることで

・骨盤のわずかなズレ

・背骨のバランスの乱れ

・神経へのストレス

が少しずつ積み重なることがあります。

子供は柔軟性が高く適応力もあるため、問題があってもすぐには痛みとして現れないことが多いのです。

そのため背中や腰の痛みが出たときには

すでに体の補正が限界に近づいているサイン

である場合もあります。


成長期だからこそ整えられる可能性がある

側弯というと

「骨を真っすぐにしなければ」

と考えてしまいがちですが、

真っすぐ=健康

とは限りません。

本当に大切なのは

・神経機能が正常に働くこと

・体のバランスが自然に取れること

・関節が本来の役割で動くこと

です。

成長期のお子さんであれば、神経の働きや姿勢のバランスを整えることで

体が自分で補正を手放していく可能性

があります。

これは骨を無理に動かすのではなく、

脳と体の情報のやり取りを整えることで体が正しい選択をできる環境を作る

という考え方です。


側弯の原因を見極める「検査」が最も重要

側弯のケアで最も重要なのは

今見えている曲がりが「原因」なのかそれとも「補正」なのか

を見極めることです。

もし補正として働いている部分に手を加えてしまえば、体の防御反応を奪い、かえって状態を悪化させる可能性もあります。

そのため当院では、原因を見つけるために

・体表温度検査

・姿勢分析

・静的触診

・動的触診

・レントゲン評価

などを組み合わせた検査を行います。

これはガンステッド・カイロプラクティックで用いられる

サブラクセーション(神経機能を乱す原因)を見つけるための検査体系です。


カイロプラクティックの目的

カイロプラクティックの目的は

曲がった骨を真っすぐにすることではありません。

神経の働きを妨げている原因を見つけ、必要最小限のアジャストメントによって

脳と体の情報のやり取りを整えること

です。

神経機能が整えば

・骨盤と背骨の連携

・姿勢のコントロール

・筋肉の使い方

が自然と改善し、体の過剰な補正が少しずつ減っていく可能性があります。


その結果として

・背中の痛み

・腰の痛み

・姿勢のバランス

なども落ち着いていくことがあります。


子供の未来の健康を守るために

側弯で本当に大切なのは

見た目の曲がりを追いかけることではありません。

大切なのは

神経機能という体の土台を整えること

です。

子供の体は成長途中であり、適切なケアによって変化していく可能性を持っています。

もし

・背中の曲がりが気になる

・姿勢が左右で違う

・背中や腰の痛みを訴える

このようなサインがある場合は、一度体の状態を確認してみることをおすすめします。

湘南ペンギン整骨院ではお子さんの発育と体のバランスを総合的に評価し、

将来の健康につながるケアを行っています。

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