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ホットフラッシュのケア

  • 執筆者の写真: 整骨院 湘南ペンギン
    整骨院 湘南ペンギン
  • 2024年8月17日
  • 読了時間: 4分



【更年期のホットフラッシュ】自律神経とカイロプラクティックの科学的アプローチ


こんな経験はありませんか?


* 会議中や人前で、突然顔が熱くなり大汗をかいて恥ずかしい思いをした

* 気温に関係なく、急に汗が噴き出して止まらない

* 夜は手足が冷えているのに、顔や頭だけがほてって眠れない

* 汗をかいた後に急激に体が冷え、だるさが残る

* 周囲の人に理解されず、「気のせい」と言われてつらい


もし一つでも当てはまるなら、それは**自律神経の乱れによるホットフラッシュ**の可能性があります。




ホットフラッシュとは何か


ホットフラッシュは、更年期障害の代表的症状であり、顔面紅潮・発汗・ほてりを特徴とします。

疫学的には**50代女性の約70%以上が経験し、そのうち約60%が日常生活に支障をきたす**とされています

(日本産科婦人科学会, 2020)。


従来は卵巣機能の低下による女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の急激な減少が原因とされてきましたが、近年の研究では**視床下部の体温調節中枢と自律神経の不安定化**が主要因であることが示唆されています。




一般的治療とその限界


* **ホルモン補充療法(HRT)**

 一定の有効性が報告されていますが、長期使用により**乳がん・子宮体がんリスク増加**や、不正出血・頭痛・浮腫などの副作用が指摘されています(WHI研究, 2002)。


* **植物性エストロゲンやサプリメント**

 大豆イソフラボン摂取が推奨されますが、食事からの摂取量では効果が限定的であり、加工サプリでは添加物の問題も残ります。


* **生活習慣改善・リラクゼーション**

 睡眠・運動・音楽療法などは短期的な交感神経緊張の緩和に有効ですが、**根本的な自律神経バランスの回復には不十分**です。


つまり現代医学的治療の多くは「対症療法」にとどまり、**自律神経調節機構の恒常性回復**という根本課題には十分にアプローチできていません。




カイロプラクティックの神経科学的視点


1. 視床下部—脊髄連関と体温調節


体温調節は**視床下部の体温中枢**で制御され、交感神経を介して血管の収縮・拡張や汗腺の活動を調整します。

脊柱のサブラクセーション(椎骨の変位や機能障害)が存在すると、求心性入力が乱れ、**視床下部での体温恒常性制御が不安定化**します。


2. 脊髄神経レベルでの影響


* **上位頸椎(C1–C2)**:延髄・迷走神経核を介して副交感神経活動に影響。

* **胸椎中部(T2–T4)**:心肺・血管支配を担い、交感神経過活動と関連。

* **腰仙部(L2–S2)**:卵巣・子宮支配神経と関係し、ホルモンバランスや体温調節に影響。


これらが複合すると、**ホルモン分泌低下と自律神経失調が相互に作用しホットフラッシュを増悪**させます。


3. カイロプラクティック・ケアの役割


アジャストメントによりサブラクセーションを解放することで、


* **HPO axis(視床下部—下垂体—卵巣軸)伝達の正常化**

* **交感/副交感神経バランスの回復**

* **体温調整・血管反応・発汗反応の安定化**


が期待されます。実際、カイロプラクティック施術による更年期症状軽減の症例報告も存在します

(McCoy et al., Journal of Chiropractic Medicine, 2006)。



湘南ペンギン整体院での科学的検査


当院では、施術前後の変化を**客観的に評価する科学的検査**を導入しています。


* **ナーボスコープ(温度差測定器)**

 脊柱両側の温度を計測し、自律神経干渉が起きている部位を特定。とくにT2–T4の異常はホットフラッシュと強く関連します。


* **レントゲン分析**

 脊柱アライメントや椎骨変位を可視化。C1・C2やT2–T4の変位は、自律神経バランスや体温調節機能に直結します。


* **静的・動的触診/視診**

 筋緊張、可動域制限、姿勢の偏りを通じて、神経伝達障害の部位を臨床的に特定します。


* **心拍変動解析(HRV)**

 交感神経・副交感神経の活動を数値化し、施術効果を客観的に追跡可能です

(Freedman, Menopause, 2005)。


これらの検査結果に基づき、**科学的かつ個別化されたカイロプラクティック・ケア**を提供します。


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まとめ:ホットフラッシュの根本改善へ・・・


* ホットフラッシュはホルモン低下だけでなく、**自律神経調節機構の破綻**が根本原因。

* HRTやサプリは補助的手段にすぎず、恒常性を担う神経系を整える必要がある。

* カイロプラクティックは、**神経科学的根拠に基づいた徒手療法**として、自律神経の正常化を通じて根本改善を目指せる。



「もう仕方ない」とあきらめる前に


ホットフラッシュは「年齢だから」「更年期だから」と我慢するものではありません。

自律神経を整えることで、体は本来のリズムを取り戻す力を持っています。


👉 **湘南ペンギン整体院**では、レントゲン分析・温度差測定・HRV解析を組み合わせ、

科学的根拠に基づいたケアでホットフラッシュをはじめとする更年期症状の改善をサポートしています。


💡 **まずは一度、ご自身の神経の状態を検査してみませんか?**

「原因がわかること」から、安心と改善の一歩が始まります。


🌿 **湘南ペンギン整体院で、ホットフラッシュに振り回されない毎日を取り戻しましょう。**


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