食欲不振も立派な自律神経の乱れ
- 1月15日
- 読了時間: 5分
食欲不振の原因は自律神経?
「食べたいのに食べられない」体の仕組み
「最近、あまりお腹が空かない」「食事の時間になっても食欲がわかない」
このような原因がはっきりしない食欲不振に悩んでいる方は少なくありません。
通常、人はしばらく食事をしていないと血糖値が下がり、胃が収縮し始めます。
すると脳の視床下部にある摂食中枢が刺激され、「お腹が空いた」と感じるようになります。
つまり食欲とは、脳と体の情報が正常にやり取りされていることで起こる自然な生理反応です。
しかしこの仕組みがうまく働かなくなると、食欲が低下してしまいます。
最近では、小さな子供でも食欲不振や摂食障害と診断されるケースが増えており、
コロナ流行前と比較すると約1.6倍に増加したという報告もあります。
もちろん
・夏バテ・風邪・胃腸炎
など明確な原因がある場合は別ですが、
特に理由がないのに食欲が出ない状態は体からの重要なサインかもしれません。
このような症状ありませんか?
食欲不振の方には、次のような症状がみられることがあります。
・夏でもないのに食欲がわかない
・病院で検査しても異常なしと言われた
・固形物より飲み物や流動食ばかり摂っている
・水分ばかりで下痢気味になる
・体重が減り、気力も出なくなってきた
もしこれらに当てはまる場合、体の働きを調整している仕組みが乱れている可能性があります。
一般的な食欲不振の治療
病院ではまず、身体的な異常がないかを調べます。
主な検査は
・血液検査
・エコー検査
・内視鏡検査
などで、胃・腸・肝臓・膵臓などの消化器系を確認します。
それでも異常が見つからない場合
・甲状腺
・心臓
・腎臓
などを調べることもあります。
臓器に問題がない場合は、
・ストレス
・生活習慣
・精神的要因
などが原因とされ、薬による治療が検討されることもあります。
また生活改善として
・睡眠
・食事
・運動
・カフェインやアルコール制限
などが指導されることが一般的です。
もちろんこれらは大切なことですが、それだけでは根本的な解決にならない場合もあります。
なぜ同じ環境でも食欲不振になる人とならない人がいるのか?
ここで一つ考えてみてください。
もし
・ストレス
・生活習慣
・環境
だけが原因なら、同じ生活をしている人は全員食欲不振になるはずです。
しかし実際には、
食欲が落ちる人もいれば全く影響を受けない人もいます。
この違いを生むのが、体の内側の状態です。
人の体は、さまざまな環境の変化に適応しながら生きています。
ストレスや生活の変化があっても、体が正常に働いていれば問題なく適応できます。
しかし体の働きが乱れていると、小さな刺激でも不調として現れてしまうのです。
食欲不振と自律神経の関係
食欲をコントロールしているのは、脳の視床下部です。
ここには
・摂食中枢(食欲を感じる)
・満腹中枢(満腹を感じる)
が存在しています。
この働きを調整しているのが自律神経です。
自律神経には
交感神経(活動モード)副交感神経(回復モード)
があります。
ストレスが続くと交感神経が優位になり、体は「戦う・耐える」状態になります。
この状態では
・消化・吸収・胃腸の働き
が抑えられてしまいます。
その結果
「お腹が空いた」という信号が脳に届きにくくなる
のです。
つまり食欲不振とは、
脳と体の情報のやり取りがうまくいっていない状態
とも言えます。
重要なのは「神経の流れ」
脳は体の司令塔です。
しかし脳は、体からの情報が届かなければ正しい判断ができません。
その情報を伝えているのが神経です。
脳は頭蓋骨で守られ、その命令を体に伝える神経は背骨の中を通っています。
もし背骨に問題が起こると、神経の働きが乱れ、
体の情報がうまく脳へ届かなくなることがあります。
すると
・食欲
・睡眠
・内臓の働き
など体の調整機能に影響が出ることがあります。
湘南ペンギン整骨院の考え方
当院では、食欲不振を単なる胃腸の問題とは考えていません。
体には本来
自分で調整し回復する力
があります。
しかしその働きがうまく発揮できない状態になっていると、食欲不振という形で現れることがあります。
そのため当院では
・レントゲン分析
・姿勢評価
・触診
・神経の状態の確認
など複数の検査を行い、体の働きを妨げている原因を分析します。
そして背骨の問題を整え、神経の働きが正常に機能できる状態を目指します。
食欲は「生きる力」のサイン
食欲は
睡眠欲性欲
と並ぶ人間の三大欲求の一つです。
つまり食欲とは
体が生きる力を発揮している証拠
とも言えます。
もし原因の分からない食欲不振が続いている場合、それは体からの
「今、少し無理をしていますよ」
というサインかもしれません。
そのサインを薬で抑えるだけでなく、体の働きそのものを見直すことが大切です。
まとめ
食欲不振の背景には
・自律神経
・脳と体の情報伝達
・神経の働き
などが関係している場合があります。
原因の分からない食欲不振でお悩みの方は、一度体の働きそのものを見直してみることも大切です。
湘南ペンギン整骨院では、体の自然な働きを大切にしながらサポートを行っています。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。








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