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体の臓器 腎臓

腎臓の機能と構造

腎臓の役割とは、尿をつくることになります。 腎臓には心臓が送り出す全血液の約4分の1が絶えず流れ込んでいます。 その血液をろ過して余分な水分や塩分、老廃物を取り除いて尿として排出します。

腎臓は背中側にある臓器で、第12胸椎から第1腰椎のあたりに脊柱(背骨)を挟んで左右に1個ずつ、計2個あります。

腎臓1個の大きさは長径約12㎝、短径約6㎝、厚みが約3㎝で、握りこぶしよりやや大きめとなります。重量は120~150グラム程度となります。形はソラマメに似ていて外側は弓状にふくらみがあり、内側はくぼんでいます。 腎臓は糸球体という毛細血管の塊が集まり、その毛細血管を包む袋のボウマン嚢で作られています。これをネフロンと呼んでいます。 腎臓1個に約100万個のネフロンが存在しています。

このネフロンが心臓から送られてきた血液から、いらないものや水分をこし取るための濾過フィルターの役割をしていて、1日に1500リットルが通過します。およそ大型のドラム缶に相当になります。

腎臓は水分の吸収と排出を行う重要な器官

血液中の水分量も一定に保つことで血圧の調整を助けることにも役立っています。人の体は約60%が水分でできています。

汗をかいたり、体内の水分が不足しそうな時は、尿の量を減らしたりもします。逆に、飲み過ぎや食べ過ぎで水分が増えてしまった時は余分な水分を外に排出します。

まず水分と血液の成分以外のものをこし取り、次にまだ体で使えるブドウ糖やアミノ酸や塩分などを血液に戻します。 心臓から送られてくる血液の99%が再吸収され、体外に出ていくのは約1%ほどは老廃物となり、およそ1ℓ〜1.5ℓが尿として排尿されます。

尿は90%が水分で、その他にはアンモニア、タンパク質の代謝によって作られた老廃物で構成されています。

体内の電解質をコントロール

身体の水分量のや電解質の濃度を一定にする役割もあり、五大栄養素のナトリウム・クロール・カルシウム・マグネシウムの量をコントロールしています。 神経と筋肉の伝達物質に欠かせない栄養素になります。

また、血液のph(酸性とアルカリ性)を弱アルカリ性に保つ役割もあります。栄養素の代謝と引き換えに、体内では常に酸が作られています。

腎臓では余分な酸を尿として外に排出しています。それでも身体に残った酸は、腎臓で重炭酸イオンというアルカリ性の電解質の働きにより体内の酸を中和しています。

もし、腎臓の炎症で血液のフィルターが濾過できなくなってしまうと、老廃物、余分な水分を排出できなくなり、酸性に傾いてしまいます。

この状態をアシドーシスと言い免疫が低下し、アレルギーを発症したり、病気にかかりやすく、疲労感、脱力感を感じる状態になってしまいます。

これらの重要な役割を果たすために腎臓には余力があり、1つになっても機能できるとされています。腎臓が体の中に2つある意味を考えると、それだけ腎臓の働きが重要だということは容易に想像できます。

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