

うつ病は「心だけ」の問題?
ホルモン・神経・身体から考えるもう一つの視点 「最近、なんとなく気分が落ち込む」 「何をしても楽しいと思えない」 「しっかり寝ているはずなのに、朝から身体が重い」 「以前なら平気だったことが、なぜか今はすごくつらい」 そんな状態が続いたとき、 「自分の気持ちの問題なのかな」 「もっと前向きに考えなきゃ」 「自分が弱くなったのかな」 と思ってしまう方がいます。 でも、一度ここで立ち止まって考えてみてください。 本当にこれは、「心だけ」の問題なのでしょうか? 私たちの感情や意欲は、心だけで生まれているわけではありません。 脳、神経、睡眠、身体の痛み、疲労、ホルモン、生活環境、人間関係、仕事上のストレス……。 さまざまなものが互いに影響しながら、今の自分の状態を作っています。 実際、うつ病では気分の落ち込みや興味・喜びの喪失だけでなく、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった身体症状が現れることがあります。 国立精神・神経医療研究センターも、精神的ストレスだけでなく身体的ストレスなどを背景として、脳の働きに変化が生じる状態としてうつ病を説明しています。
甲状腺ホルモンと新陳代謝の深い関係
「痩せにくい」「疲れが抜けない」は、身体からのサインかもしれません 「最近、疲れやすい」 「昔より太りやすくなった」 「食事に気をつけているのに、なかなか身体が変わらない」 こうした悩みを抱えている方は非常に多くいらっしゃいます。 その背景にあるものとして、“新陳代謝の低下”という言葉を耳にすることも多いのではないでしょうか。 しかし、そもそも新陳代謝とは何なのか。 そして、なぜ代謝が低下してしまうのか。 実はその鍵を握っているのが、首にある小さな器官――「甲状腺」です。 今回のコラムでは、身体のエネルギー循環を支える甲状腺ホルモンと、神経の働き、 そしてカイロプラクティックとの関係について、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。 新陳代謝とは「身体を作り替える力」 私たちの身体は、一見変わっていないように見えても、常に内部で細胞の入れ替えを行っています。 古くなった細胞を壊し、新しい細胞を作り、必要な栄養を取り込み、不要なものを排出する。 この一連の流れが「新陳代謝」です。 つまり代謝とは、単に“痩せる・太る”の話ではありません。 疲労回復
うつ病と神経の働き ― カイロプラクティックから考える身体との関係
「何もしていないのに疲れる」 「朝起きるのがつらい」 「好きだったことが楽しめない」 そんな状態が続いていませんか? うつ病というと、「心の病気」というイメージを持つ方が多いかもしれません。 もちろんそれは間違いではありません。 しかし最近では、 心だけでなく“身体の働き”にも注目が集まっています。 今回は、カイロプラクティックの視点から、うつ症状と身体の関係についてお話ししていきます。 「気持ちの問題」では片付けられないこともあります うつ症状で悩んでいる方の多くは、 ・眠れない ・疲れが取れない ・肩や首が常に重い ・頭痛が続く ・胃腸の調子が悪い ・常にだるい このような身体の不調も同時に抱えています。 実際、 「気分が落ち込んでいる」 というより、 「身体がずっとしんどい」 という感覚を訴える方も少なくありません。 では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。 24時間働き続けている神経 私たちの身体は、 寝ている間も休まず働いています。 呼吸をする。 心臓を動かす。 食べたものを消化する。 体温を調整する。 これらをコントロールしてい
疲れてるのに寝れない、不眠について
原因のはっきりしない不眠に悩んでいる方は少なくありません。 布団に入っても眠れない、夜中に何度も目が覚める、朝起きても疲れが抜けない。 このような状態が続くと、「年齢のせいだろうか」「気持ちの問題なのかもしれない」と、 自分を納得させようとしてしまうこともあります。 しかし、不眠は単なる生活習慣や精神論だけで説明できるものではありません。 体の中で起きている神経の働きやホルモンのリズムが複雑に関係し合った結果として、 不眠という状態が現れているケースも少なくありません。 このコラムでは、不眠が起こる背景を、自律神経、セロトニン、メラトニンといった 神経学・生理学の視点から解説していきます。 ■ 不眠は「眠れない」のではなく、体が切り替われなくなった状態で起こる 睡眠は、単に意識が途切れる時間ではありません。 脳と体が活動状態から休息状態へと切り替わり、その間に回復が進むための重要なプロセスです。 本来であれば、日中は外部からの刺激に対応するために覚醒レベルが保たれ、 夜になるとその活動が自然に鎮まり、休息へと向かいます。 ところが、強いストレスや
更年期の症状
更年期に入ってから以前より疲れやすくなったり、理由もなく動悸を感じたり、 気持ちが不安定になることあったり、検査を受けても「年齢によるもの」「特に異常はありません」といわれ、 はっきりした答えがみつからないまま不安を抱えている女性は少なくありません。 更年期の不調というと女性ホルモンの変化が注目されがちですが、 実は甲状腺ホルモンや自律神経も深く関係しています。 カイロプラクティックでは、症状だけを見るのではなく、 ホルモンが正しく働くための神経の状態や体全体のバランスに目を向けていきます。 今回のコラムでは、更年期と甲状腺ホルモン、自律神経との関係性についてお伝えしていきます。 ■ 更年期に甲状腺ホルモンの影響を受けやすくなる理由 更年期になるとエストロゲンという女性ホルモンの分泌が大きく揺らぎ始めます。 エストロゲンは、甲状腺ホルモンが体の中で安定して働くためにも関わっているため、 この変化は甲状腺の働きにも影響を及ぼします。 甲状腺ホルモンは、体温の調整や代謝、心拍数、エネルギーの産生、さらには気分の安定など、...
腰痛を放置するとどうなる?
― 健康寿命を左右する“見えないリスク” ― 「腰痛はそのうち治るだろう」「薬で痛みを抑えれば日常生活は送れる」「年齢のせいだから仕方ない」 腰痛を抱えている多くの方が、このように考えてしまいがちです。 しかし、腰痛を軽く考えて放置してしまうことは、将来の健康に大きな影響を与える可能性があります。 実は腰痛は単なる痛みの問題ではありません。 活動量の低下、転倒や骨折、さらには脳の機能低下などにも関係していることが分かってきています。 つまり腰痛を放置するかどうかは、その人の 健康寿命を左右する分岐点 になり得るのです。 このコラムでは、腰痛を放置した場合に起こる体の変化と、湘南ペンギン整骨院が行っているアプローチについて解説します。 腰痛を放置すると起こる体の変化 厚生労働省の国民生活基礎調査では、腰痛は 男性で最も多い自覚症状、 女性でも上位に入る症状 と報告されています。 つまり腰痛は誰にとっても身近な問題です。 腰痛が続くと、人は無意識に体をかばうようになります。 その結果、活動量が減少し、歩くスピードが落ち、筋力や骨密度が低下していきます



















