

うつ病は「心だけ」の問題?
ホルモン・神経・身体から考えるもう一つの視点 「最近、なんとなく気分が落ち込む」 「何をしても楽しいと思えない」 「しっかり寝ているはずなのに、朝から身体が重い」 「以前なら平気だったことが、なぜか今はすごくつらい」 そんな状態が続いたとき、 「自分の気持ちの問題なのかな」 「もっと前向きに考えなきゃ」 「自分が弱くなったのかな」 と思ってしまう方がいます。 でも、一度ここで立ち止まって考えてみてください。 本当にこれは、「心だけ」の問題なのでしょうか? 私たちの感情や意欲は、心だけで生まれているわけではありません。 脳、神経、睡眠、身体の痛み、疲労、ホルモン、生活環境、人間関係、仕事上のストレス……。 さまざまなものが互いに影響しながら、今の自分の状態を作っています。 実際、うつ病では気分の落ち込みや興味・喜びの喪失だけでなく、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった身体症状が現れることがあります。 国立精神・神経医療研究センターも、精神的ストレスだけでなく身体的ストレスなどを背景として、脳の働きに変化が生じる状態としてうつ病を説明しています。









