肩こりの治療
こんにちは。
神奈川県藤沢市辻堂にある整骨院、湘南ペンギン整骨院です。
突然ですが、そもそも、肩こりはどうやって起こるのでしょうか?
後頭部から肩、肩甲骨にかけて筋肉の長期的な痛みや筋肉の過緊張が起こると、
血管や神経を圧迫、さらに血管も収縮し血行不良を起こします。
すると、不快感、痛み、鈍痛などの症状を引き起こすのです。
【肩こりの種類】
◉本態性肩こり
病院やクリニックで検査しても原因がはっきりしない肩こりです。
疾患以外に起因するもので、下記のような方に起こります。
◆姿勢が悪い方
◆長時間の同じ作業をする方
首の筋力の低下、肩の柔軟性の低下、頭の重量、腕の荷重などが原因です。
◉症候性肩こり
頚椎や肩そのものに原因がはっきりとしていて、そこから発生する肩こりです。
下記のように、疾患から起因する症状のことを指します。
◆外傷(交通事故など)による捻挫、頚部ヘルニア
◆老化による変形性頚椎症
◆歯の噛み合わせ
◆顎関節症など
【心因性肩こり】
心因性肩こりは、ストレス性肩こりとも呼ばれています。
精神的ストレスが原因で、
①自律神経のバランスが崩れ交感神経が緊張した状態が長く続く
②心拍数の増加、血圧の上昇
③不眠
④全身の筋肉が緊張
⑤血管が収縮し血流を悪化させる
といった流れから、結果として肩こりになってしまうものです。
また、いわゆる更年期障害の症状の一つである肩こりも、この心因性肩こりとされている
【ストレスと肩こりの関係】
上記で記載した心因性肩こりは、現代病の代表格。
ストレス自覚度は上昇傾向にあり、H25年度の国民生活基礎調査では、国民の約半数の方がストレスを抱えていて、さらにその多くの方が肩こり症状を訴えています。
なぜか?
自律神経の交感神経が持続的に高まった状態が続くと、様々な症状が身体に現れます。
その最たる症状、「キングオブ不定愁訴」こそが、肩こりでしょう。
言ってみればストレスと肩こりは切っても切れない関係であるということです。
【頭部前方位姿勢】
スマホやパソコンでの作業などで「頭部の生理的位置」が崩れます。
持続姿勢を長時間取ると、特定方向への反復運動が続き不良姿勢になります。
これが、頭部前方位姿勢と呼ばれています。
猫背といえばわかりやすいでしょう。
これは上部頚椎伸展位、下部頚椎屈曲位、胸椎後弯状態で首の後ろの深層筋が筋低下を起こし、首の側面の筋肉が常に過剰な緊張状態になっています。
【肩こりと肩甲骨】
首の形状ともう1つ大きな関わりが深いパーツがあります。
それが、肩甲骨です。
肩こりになれば肩甲骨周辺の不快感が著明になります。
首から肩甲骨にかけての筋肉の緊張で、肩甲骨の位置までズレてしまいます。
正常の位置より肩こり時には肩甲骨は下制・下方回旋(下方向へ捻じれる)外転(外方向へ引っ張られる)し肩甲骨が浮き上がってみえます。
また、肩こりでも最も肩こり症状が著明に現れる場所があります。
それは肩甲骨内側上角部で、首と肩甲骨を結ぶ肩甲挙筋という筋肉です。
この場所は頭の重み腕の自重がかかるストレスポイントでもあります。
【肩こりの予防と治療法】
当然、肩こりは入浴して温めることやストレッチでケアをすることが重要ですが。。。
先に述べた肩甲骨周辺の筋肉、肩甲挙筋の緊張、肩甲骨を元の場所へ戻すのか、
緊張した筋肉を動かすのか、頭部の生理的位置を整えるのか…
施術する場所はたくさんあります。
ストレッチと肩こり簡単体操については当院で随意時指導させて頂いておりますが、
それだけではどうしようもないと思っていらっしゃる方へ頑固な肩こりへは、
スーパーライザーを是非利用して頂きたいです。
肩こりは血行不良を取り除くことが最重要課題です。
スーパーライザーの光線療法で頚部の深層部や首の筋肉や肩の筋肉、肩甲骨周辺の筋肉の交通渋滞(酸欠状態)を緩和させてから悪の根源であるパーツを手技療法でほぐして攻めていきます。
そして星状神経節照射療法で神経を緩めていきます。