側弯症や背骨が曲がっている方のケア
- 整骨院 湘南ペンギン

- 2023年9月2日
- 読了時間: 3分

背骨が曲がっていることは「間違い」ではない
― 側弯症を“怖がらない”ためのカイロプラクティック的視点 ―
背骨を正面から見たときに左右に曲がっている状態を「側弯症」と呼びます。
医療的には、上下で最も傾いている背骨の角度(コブ角)が10°以上で診断されます。
一般的には「背骨が曲がっている=悪い」と考えがちですが、実はそれだけで“間違い”とは言えません。
背骨が少し曲がっていることは、身体が環境に適応しようとしている結果であることも多いのです。
こんなサイン、感じていませんか?
ズボンやスカートが片側にずれる
肩の高さや肩甲骨の位置が左右で違う
片側の背中が出っ張って見える
姿勢を注意してもすぐ元に戻る
長時間立っていると疲れやすい
これらは、背骨が「何かをかばいながらバランスを取っている」サインかもしれません。
側弯症の“本当の目的”とは?
背骨は単に身体を支えるだけでなく、神経を守るプロテクターの役割を果たしています。
脳は頭蓋骨で守られ、神経は背骨で守られています。
つまり背骨の一番の使命は、神経を守り、体の情報伝達を正しく保つことにあります。
だからこそ、背骨が多少傾いたり捻じれたりしていても、神経の働きが正常であれば健康に生きていけるのです。
逆に、背骨がまっすぐでも神経の働きが妨げられていれば、
疲労や痛み、しびれなどの不調を引き起こすことがあります。
側弯症の多くは「原因不明」ではない
医学的には“特発性(原因不明)”とされますが、
カイロプラクティックの視点では、原因は必ず存在すると考えます。
たとえば──
妊娠中の母体の骨盤バランスや出産時の負担
成長期の姿勢や運動の偏り
長時間のデスクワークや同じ姿勢の習慣これらの積み重ねが、
背骨にわずかな傾きや捻じれを作り出していくのです。
背骨は常に神経を守るために最善を尽くしています。
「まっすぐに戻すこと」よりも、「神経が正常に働く環境を整えること」が何より大切です。
カイロプラクティックでのアプローチ
湘南ペンギン整体院では、側弯症を“形”ではなく“働き”から整えるという考え方でケアを行います。
神経の流れを科学的に検査
背骨や骨盤のバランスを確認
必要に応じてアジャストメント(調整)を実施
日常の姿勢・動作・生活習慣を一緒に見直し
背骨がどれだけ曲がっていても、神経の流れが正常に保たれていれば、
それはあなたの身体が“自然に順応している健康な姿”です。
ご家庭でもできる簡単チェック
お子さんやご家族の背骨を確認するときは、以下の2つがポイントです。
立ち姿チェック 肩・肩甲骨・ウエストラインの左右差を確認します。
前かがみチェック 肩甲骨や肋骨の出っ張り具合の左右差を確認します。
早期に気づくことで、将来の姿勢や痛みを予防することができます。
最後に
背骨の弯曲は「悪いこと」ではなく、「あなたの身体が最善を尽くしている証」です。
しかし、その“適応”が限界を迎えたとき、痛みや不調という形でサインを出します。
湘南ペンギン整体院では、背骨の形を真っすぐにすることではなく、
神経の働きを最大限に引き出すことを目的にしています。
「最近、姿勢が気になる」「疲れが取れにくい」そんなときは一度、
背骨と神経の働きを一緒にチェックしてみませんか?
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